元々服飾関係が好きだったことと、多くの人に見てもらうことができるという点で住宅より店舗に興味がありました。専門学校ではパソコンスキル向上を意識して学び、他学科とのコラボレーション企画ではお客様役の他学科の生徒から要望を聞き取りそれをカタチにするといった模擬業務を行なうことで相手のイメージをカタチにするというやりがいを感じることができました。そんな中、バウハウス丸栄のインターンシップに参加して業務内容が自分のやりたいことと一致した為、入社を決めました。

パソコンスキルには自信があったものの、モノの作り方が分からなかったり、本物の図面を描くとなると精度が甘かったりと分からないことばかりで仕事についていけるのかと不安になることもありました。しかし、教育担当者としてついてくださった先輩社員に丁寧に教えていただいたことで少しずつですが着実に成長していけたと思います。ミスをしてしまうこともありますが、先輩社員だけでなく一緒に空間づくりを行なっていただく協力会社の皆さまにも助けていただきながら物件を完成させたときには、一人の力だけではなく様々な人と協力しながら仕事をしていることを実感できました。最近では協力会社の方にも顔も名前も覚えていただき、トラブル時、折山くんの為なら何とか対応すると言っていただけたときには本当にありがたかったし、うれしかったです。年数が経つにつれ担当する業務の幅が広くなり、お客様との打ち合わせから図面作成・発注・現場対応と一人で担当できることが多くなってきましたが、絶対に一人きりでは空間を作り上げることはできません。これからも人とのつながりを大切にしながら現場を成功に導いていきたいと思います。

学校では様々なことを学ぶ機会も多いと思いますが、パソコンスキルは必須になってくる為習得していた方が良いと思います。また店舗づくりをしていると本当に多くの人とつながることになるので人とのコミュニケーションが重要になってきます。学生のときから色々な人と関わりを持つようにすると良いと思います。課題等で忙しいと思いますが、自分のやりたいこと、目標を少しでも明確に持てるように頑張ってください。