元々設計には興味があり、学校を選んだのですが、1年生の授業で先生に「才能がない」と言われてしまいました。その時は本当に悔しくて仕方がありませんでした。でもそこで落ち込まず、どうすればもっと上達するのかを考え、前向きに課題に取り組んだ結果、3年生の授業では設計作品がクラスの優秀賞に選ばれました。苦しい時もありましたが、持ち前の明るさに打たれ強さが加わった結果かなと感じています。店舗内装の自由度の高さに楽しさを感じ、この会社への入社を決めました。
入社したての頃は、先輩社員が担当する物件の図面修正や打合せへの同行など、補助業務が多かったです。他にも現場監理業務などで深夜に働くなど正直思い描いた仕事とは違うのではないかと悩んでいました。時には現場で協力会社の担当者に愚痴を言ってしまい、本当に心配されるなど今考えるとすごいことをしていたなと思います。それでもまだこの会社で働いているのは、大変な時に声をかけていただけた先輩や、ミスをしてもそれを挽回してくださった協力会社の皆さまの存在があってのことだと思います。違う部署の先輩からも飲みに連れて行っていただきストレス発散ができたなど、本当にやさしい方ばかりで救われています。今でも、納期が厳しい物件や店舗の仕様が固まっていない物件などを対応するときは苦しいと感じることもありますが、いつかは後輩を助けられる先輩になれるよう頑張っていきたいと思います。大変ではありますが、自分が提案したプランに対してお客様から直接「ありがとう」「良かった」といっていただいた時は、その苦労も吹き飛んでやりがいを感じ、次頑張る活力になります。最近では自分一人で打合せを任せてもらえることも増え、自分で判断できるような知識が身についてきました。段々と入社時思い描いていた業務内容ができるようになってきています。
チームリーダー:森係長
彼は3年目辺りで飛躍的に伸びた社員ですね。モノづくりへの誠実な対応や、相手の立場になって取り組む姿勢が元々持っていたコミュニケーション能力と相まってお客様から評価され、そして信頼関係を築き上げてきた印象です。新人の頃のミスや失敗は組織として織り込み済みであり、起こってしまったミスはチームでカバーができます。チャレンジした結果、起きてしまった失敗は本人の意識次第で絶対に挽回できます。経験を積む事により得られた自信と自覚は彼にとって、今や大きな武器となっている事でしょう。