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『覚悟』を持ってこの業界に挑戦。
文系の私がお店づくりに携わっています。

営業設計

西澤 英理奈 / 入社1年目

経済学部 金融学科

高校の文化祭では劇を行ない、照明係を2年連続で担当しました。大学では野球部のマネージャーとして、部員とのコミュニケーションを取り、チームの雰囲気づくりを心掛けていました。試合中どんな場所からでもリアルタイムでアウトカウントが分かるボードを手作りするなど、チームのサポートに徹していました。どちらも決して表立って目立つ存在ではありませんでしたが、チームを支える重要な役割を担えたと感じています。

就職活動を始めたときに最初に興味を持ったのが、広告業界でした。漠然と華やかなイメージがあり、企業のビジネスをサポートできるということで様々な会社説明会に参加をしました。しかし、どうしてもいまいちピンとこない状況が続きました。そんな違和感を持ちつつ、様々な業界を調べた結果、”空間”に携わる仕事をしたいという明確な答えが出ました。”空間”はそこに居る多くの人に影響を与えることができるからです。さらに人を支える経験をしてきたことから、就職活動の軸を“空間を通じてより多くの人々に幸せを届けたい”にしました。しかし、文系学部であった私が空間に携わることは簡単なことではありませんでした。そんなときに出会ったのがこの会社です。学部学科不問で選考しており、私でも企画・設計段階から空間づくりに携わることができるという、どんな人でも挑戦できる環境があると感じ、入社を決意しました。

入社後は飲食店の対応をする部署に配属をされ、全国チェーン展開するお客様の物件に携わりました。と言っても、図面を描くVectorworksに触れたこともなく、建築の知識も全くなかった私が最初から物件の担当をすることはできません。教育担当者の補助として、図面作成、電話対応、関連帳票作成など様々なことを行ないました。実際に工事現場を確認すると、施工方法が分からなかったり、立体的に物事を考えることができなかったり、まったく理解ができませんでした。しかし、教育担当者や協力会社の皆さまに根気強く教えていただくことができたので、少しずつ理解できることも増えてきました。学生とは違い、自分で聞きたいタイミングで何でも教えていただけるわけではないので、自分で調べ、先輩の様子を伺いながら聞きに行くことが重要だとも感じました。

私だけかもしれませんが、仕事に対する固定観念を持っていなく、決めつけをしていなかったので、想像していた業務内容と大きなギャップは感じていません。しかし、思っていた以上に社内・社外の関係者とやり取りをすることが多く、調整をする難しさを感じており、入社前にも増して「コミュニケーションを取ることがとても大切」ということを実感しています。

入社して3か月が過ぎたとき、急遽原状回復工事のメイン担当をすることになりました。原状回復工事とは、お店が閉店した後に解体をして元通りの状態に戻す工事のことを言います。今回は段階を踏んで仕事を覚えるというわけではなく、とりあえずやってみようということで任された物件でした。まだ何も分からない中で担当することになったので、やらなくてはいけないこと、必要提出書類のチェックなど目まぐるしい状態でした。自分で考えても答えが出ないことも多く、都度調べ、先輩に助言を求めるなどして進めていきました。いざ解体が始まると図面からは分からないことも出てきて、現場での判断・対応が必要になりました。その際には、協力会社の方に相談をして、より良い方法を模索するといった繰り返しでした。何とか無事終えることができましたが、本当に疲れました(笑)初めての夜間工事など、学生時代は経験したことのないことばかりで大変ではありましたが、お客様へ引き渡しが終わると何とも言えない達成感を感じました。自分なりに多くの責任を抱え、それをやり切れたことがこの達成感に繋がったのだと思います。この物件は、きっと今後も忘れることのない場所になっていくと思います。

最近では、図面作成だけでなく、協力会社の方との打ち合わせや現地調査、工程表作成、見積作成など担当できる幅が広がってきました。まだまだ一人前とは言えませんが、入社したころと比べ、スムーズに業務ができるようになったと思います。これからも一つ一つの物件に真摯に向き合い、独り立ちできるよう頑張っていきたいと思います。

今考えると、このように業務に取り組めるのも学生時代の経験が活きていると感じます。様々な人と関わることで培われたコミュニケーション能力や、スポーツでどうすれば勝てるのかを考えながらプレイしたことによる思考力。今までやっていたことが無駄ではなかったと実感しています。

入社式では新入社員28名を代表して、決意表明をさせていただきました。

パソコン作業も多い為、パソコンの基礎スキルを付けておくことをお勧めします。

新入社員研修時には、Vectorworksのハンズオンセミナーがあります。初めて操作することもあり、分からないことばかりですが、講師だけでなく、同期にも教えてもらいながら操作方法を覚えました。

本社に隣接する研修センターでは、工事現場を再現した区画があります。天井や壁の内部を見るのは初めてでしたが、実物を見ながら学ぶことができるので、理解がはかどりました。

在宅勤務が許可されており、自宅で業務を進めることもあります。私は周りに物があると気になってしまうので、極力物をなくし、集中できるようにしています。

文系出身者ということで、この仕事ができるのかと不安だった私ではありますが、同期に支えられ、会社にも支えられ、現在も頑張れています。先輩方は分かるようになるまで教えていただける、やさしい方ばかりです。この業界の仕事がしたいという気持ちと、新しいことに挑戦する覚悟を持っていれば、文系出身でも働ける環境は整っているように感じています。覚えることばかりですが、お店がどのように作られていくのかを少しずつ知れることは、純粋に楽しいです。“覚悟”は必要ですが、想像以上に奥が深い業界なので、気になる方は当社の会社説明会を聞いてください。私の仲間になってくれることを願っています!

教育担当者:山本課長

コロナ禍ということもあり、例年よりコミュニケーションが取りづらかったと思います。その中でも、物事を理解しようという前向きかつ意欲的な姿勢が見れて、教える側としても非常にやりやすいです。ただ業務をするというわけではなく、依頼主が何を求めているかを感じ取り、先読みして動くこともできています。文系だからと言って慌てる必要はありません。ひとつひとつ確実に吸収して、さらなる成長を目指していきましょう。

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