大学では言語を学び、人と触れ合うことが好きだったので、スイミングのインストラクターのアルバイトをしていました。レッスンを通じ、人の「できる」に寄り添い、喜んでいる姿を間近で見ることができることに、やりがいを感じていました。学内外問わず、様々な人と関わりを持つことの面白さを知った学生生活でした。就職活動を始めた頃はサービス業を中心に探していましたが、コロナ禍を経験し、方向性が変わりました。久しぶりに訪れた商業施設に多くの人が集まっており、なんとも言えないワクワク感を感じました。そんな中、当社の会社説明会でこの業界に出会い、自分でもこのような空間に携わりたいと文系ながら挑戦することを決めました。
入社後は書類作成や電話・メール対応など社会人の基礎を身につけていくのですが、想像以上に「基礎的なこと」が難しく、学生と社会人のギャップを感じました。業務でも、全てのことが初めてで、思うようにできないことも多く、悔しさを感じることも多かったです。そんな時には先輩にアドバイスを頂いたり、相談に乗ってくれる同期の支えがあったりで頑張ることができたのだと思います。施工現場では何も無かった状態から、壁・天井・床が徐々に出来上がり、什器やサインが設置されて空間が完成する為、驚きとともに感動すら覚えます。
実際に自分の描いた図面が一分の一になっていく様子を見ること、また完成した空間を喜んでいるお客様の姿を見られることをやりがいに感じています。まだまだ未熟なところは多いですが、先輩や同期から様々なことを吸収して、自分主体で業務推進ができるように頑張っていきたいと思います。
今思い返すと、中学・高校の6年間続けたバトミントン部での経験も仕事に活きていると思います。基礎的な練習から粘り強く続け、仲間とともに目標に向かって取り組む流れは、空間を作り上げる流れにも似ていると思います。根気強く、協力しながら仕事に向き合うことをこれからも大切にしたいと思います。
教育担当者:福田さん
社内での図面作成・発注作業から、現場対応まで真面目に一生懸命取り組んでくれています。伝わりやすい図面の描き方、協力会社の方への伝え方、業務の優先順位付け・並行作業などを、ひとつひとつを丁寧に考えながら取り組んでおり、日々の成長を感じています。文系出身だからと言って引け目を感じる必要はありません。学ぶ姿勢を忘れずに業務に取り組めば、どんどん成長できるはずです!